総量規制導入後の融資先状況

業界別の融資状況

銀行

銀行は、総量規制が適応されませんし、金利も安いので借入先としては最高です。
銀行が貸してくれれば何の問題も無いのですが？なかなか貸してはくれません。
基本的に銀行の審査は厳しく、目的のはっきりした案件（家や車の購入）、担保（土地）や保証人の付く案件など手堅い案件を扱うことが多いのです。
個人の小口融資などは、金額の割に手間（督促業務）が掛かりすぎて、面倒くさいのでやりたくないというのが本音だと思います。
しかし、メリットは大きいので申し込んでみる価値は十分あると思います。
最近は、個人への小口融資に力を入れてきているところも有るみたいですから！！

クレジット会社

クレジット会社は総量規制の対象となります。
規制の対象は、キャッシング枠の利用金額のみで、ショッピング枠の金額は含まれないのです。
複数枚のクレジットカードでキャッシング枠を御利用中の方は、利用金額に十分ご注意ください。
クレジットカードは、買い物での支払い、キャッシング、海外では身分証代わり、メンバーズカード、買い物ポイントの保存など利用価値はとても高いです。
現在、総量規制のためカードも作り難くなってますので、利用予定が無くても作れる状況の方は申し込みをしておくのも良いかも知れません。

消費者金融

消費者金融は、当然、総量規制の対象となります。
消費者金融業界は現在、お金を貸したくても貸せない状況にあるという感じです。
現在、既存の顧客のほとんどは、年収の１/３以上の貸付をしているために、再融資は難しく！！
新規の申し込み客も総量規制の内容に該当してしまう人ばかりです。
当然、今までキャッシングをしたことの無い方は審査が通りやすいという事になります。
また、年収の１/３以下の借り入れしかない方も審査に通る可能性は高くなります。

ヤミ金

銀行・クレジット会社・消費者金融が融資を行わないとどうなるでしょう。
支払金や生活費が足りない人など、どうしてもお金に困っている人たちは、
ヤミ金など、金利が高くてもお金を貸してくれるところに行ってしまいます。
しかし、ヤミ金だけは利用しないことです。
金利は法外ですからすぐに払えなくなってしまいます。
当然、違法と分かっていながらやっているので、取り立ても法律無視ということがほとんどです。
「夜中に、隣近所や親戚に電話され嫌がらせや支払いを迫られた！！！」
「仕事中に何度も電話され会社に居られなくなってやめてしまった』など・・・
借りてから悔やんでも遅いので手を出さないことです。